
ホットイシュー兵役法の記事に、少しの追加と相も変わらぬ結論の出ない問題が長々と書かれていました。多すぎるので簡易化、それにしても一つ一つ揚げ足の取れる内容に呆れるばかりです。何の権利があって彼らをここまで振り回し追い詰めるのか、とても暮らしやすい先進国と思えない腹立たしさ。とはいえここにストレスを抱え困惑しているのは他国のファンではなくて、他ならぬBTS長男だろうと思うと、なんとも不憫でなりません。韓国においては、栄光の後ろに遮られた闇が今もなお続いているんだと、BTSを通して感じとれてしまう。完全なる個人的意見が最初で申し訳ない。
韓国の人気グループBTS(防弾少年団)は現役兵として軍隊に行くことになるのだろうか。
<1>満30歳のJIN、今年軍隊か、33歳まで入隊延期か
先月31日に国民の力の李容鎬(イ・ヨンホ)議員ら10人が発議した兵役法改正案だ。入営など義務履行延期年齢制限を満33歳に引き上げる案だが、この改正案が通過する場合、JINには3年の時間が追加で生じる。しかしまだ国会国防委員会の審査手続きも始まっていないため、1日に始まった下半期の定期国会内に審査および本会議上程が可能かどうか不透明な状況だ。
<2>BTSが軍隊に行っても公演はあるのか
結局、BTSが入隊する場合、民間人がBTSを見ることができる方法は、軍のミュージカル俳優として、または国家行事に出る軍楽兵として活動する姿に限られるということだ。ほかのアイドルグループと同じように、入隊していないメンバーの公演に軍人身分のメンバーが参加することも不可能だ。
<3>世論調査 調査機関や質問により結果に差
世論調査の結果は、機関、質問別に異なる結果が出てきた。ストレートニュースの依頼で世論調査会社ジョウォンシーエヌアイが実施したアンケート調査(9月4日、1001人対象)では、「BTSは兵役の義務を果たすべき」という回答が54.1%、「兵役特例を与えるべき」という回答が40.1%だった。一方、メディアトリビューンの依頼で世論調査機関リアルメーターが実施したアンケート調査(9月3-6日、2000人対象)では、「BTSの代替服務転換」に「同意する」が67.5%、「同意しない」が31.3%だった。
<4>エキスポ広報大使、無料公演までBTSを前に出す釜山市
釜山市長はBTSの釜山エキスポ招致祈願コンサートなどを知らせた後、「広報活動などのため大統領室にBTSの代替服務を建議した」と明らかにしたが、これに対する大統領室の応答はまだない。ただ、国防部は「現在の軍体系内でも国益増進のための一般兵士の海外活動については許可が可能」と説明した。
<5>国防部「さまざまな事項を検討、12月前に立場表明」
①文化体育観光部の場合、今年5月に黄熙(ファン・ヒ)前長官が退任の辞で「すでに文化芸術家などに兵役特例を与えているが、大衆文化芸術人には機会が与えられないという点は不公正の余地がある」と述べ、BTSの代替服務を主張
②現在は「兵役問題は神聖な義務であり、BTSが世界的に韓国のKカルチャーを知らせて韓国のブランドを圧倒的に高め、基礎芸術分野と大衆芸術の間の公平性問題を考えなければならない」という原則的な話を繰り返している。
③BTS所属事務所のHYBE側も「4月に(兵役問題の)『不確実性解消』を訴えた当時の立場と変わった点はない」とし、議論の推移を眺める雰囲気だ
④カギを握る国防部は「兵役義務の公正性の側面で兵役特例の拡大には慎重な検討が必要だ」とし「兵役履行の公平性・公正性を基本にさまざまな事項を検討した後、12月前には代案および立場を明らかにする」と伝えた。