表紙絵:ホビ 作:テテ 語り:ユンギ


その中には神秘的な力を持った幼い妖精ププが暮らしています。

私も早く横にある星ほどに生命を宿して素敵な星を完成させないといけないのに「よし!早くやってみよう~」



それでもププは諦めずに、この生命に何が抜けたのか悩み始めました。
「うーん、、、何が足りないんだろう」
ププはボウと名付けました。
「ボウ、こんにちは!私はププだよっ」

ププは違う方法が必要だと思いました。「服を着せてあげようかな?」

「ボウ、こんにちは! 服が凄くよく似合ってるね」
それでもボウは返事をしませんでした。

「なぜボウは返事をしないんだろう?」




小さい部分1つにも心を込めて作っているププは鼻歌を歌い、笑いながらボウを作りました。


ププはボウと本当に親しい友達になり
ふたりで一緒にこの星をすごく綺麗で素敵な星につくっていきました。

2021.6.22、タリョラバンタン(RUNBTS!)143の中で、テテが制作した童話です。その頃、ユンギが肩の手術あとで、タルバンの参加はしていませんでした。ですが、それぞれに制作した童話を読んで、テテのものを選んでくれました。
あらためて読み返すと、テテらしい物語で、ちゃんと童話になってますよね。優しい気持ちになりますね。
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